小説の茨城  茨城をテーマまたは舞台にした小説集です。小説
 の舞台は、霊峰筑波、徳川光圀公の本拠であった
 水戸、東国の武神を祭った大社を持つ鹿嶋など。
 『 西部バーテンダー物語A 』      北 川  吏
 
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 ドレミ牧場のカウボーイ、ジミーは馬車を走らせて町に買い物に来た。生活必需品を手に入れるためよく来るのだった。買い物が終わったのでバーに入って行った。
「ウィスキー一杯頼む」ジミーはいつた。
「わかりました」
ウィスキーのグラスをカウンターに滑らせた。それを受け取ろうとしたとき誤ってとなりのひとにかけてしまった。
「おまえ、俺の一張羅をよくも汚してくれたな」
「間違いはだれでもあるでしょう」
「いや、それではすまない。ぬけ」
「そうだそうだ。決闘だ」仲間の数人の男たちはいった。
バーの中で二人は背中合わせになると歩き始めた。九歩ときて十歩にならんかとしたときゴリラマン一号が階段の上からライフルでその男を撃った。他の連中は一斉にゴリラマン一号を撃とうとして拳銃を向けたが、それより早くゴリラマン一号の拳銃のほうが早く男達を倒していった。
「俺の店では撃ちあいはさせない」
 バーテンダーはいった。

 
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